2011年6月15日付
下野新聞アスポ「輝くレディー」掲載記事
リ・シェルAKIオーナー 平本明子

オーナー平本明子
宇都宮市内に2店舗の完全予約制エステティックサロンを経営する平本明子さん(41)。
高校卒業後、都内で働いていた平本さんは、顔にびっしりと出来てしまう吹き出物に悩んでいたといいます。当時、百貨店のコスメカウンターや皮膚科に通いましたが、吹き出物が消えることはなかったと話します。
ある日、自然化粧品に出会い、そこで健やかな肌に必要な条件を知った平本さん。
食事や洗顔剤の重要性、当時はあまり知られていない「ストレス」の影響などを聞き、仕事の合間に勉強しました。自分だけでなく、アドバイスした友達もきれいになっていく姿を見た平本さんは「とてもうれしかったし、やりがいを感じた」と当時を振り返り目を細めます。
30歳で栃木県に帰省した際、エステサロンのあり方や知識に疑問を持った平本さん。「それなら、自分で誠実なサロンを作ろう」とエステティシャンの資格取得を決意。無事資格を取得し、34歳で「リ・シェルAKI本店」を栄町にオープンさせました。
オープン後は、「お客様一人一人が目指す結果をいかに出すか」をモットーに走る平本さん。
「きれいになった! 」と喜ぶ笑顔が見たいがため、時には辛口でも、その人に必要なアドバイスをしています。また、自身が自己治癒力を高めじっくり美肌を手に入れたように、即効性に頼らない確実なプランを一緒に考えます。
現在は、2店舗目を西川田町にあるビッグツリースポーツクラブ・ラグザ内にオープン。「エステだけでは補えない点」を自ら認識しスポーツと組み合わせた美を展開しています。また、ラグザ店を立ち上げるためスタッフを雇った平本さんは「一人より喜びがグッと増えた」と笑顔を見せます。
「常にお客様に支えられています。私も培った技術の提供を惜しみません」と話す平本さん。悩める女性のために今日も駆け抜けています。

日本エステティック協会登録サロン証